~なにはともあれ杯を酌み交わそう~       (大領地域の家であい 小多機)

毎日晩酌を欠かせない大のお酒好きの I さんが今回の主役です。

ここ数年は “Y’s Bar” でもご活躍の気っ風の良いご婦人です。

 

「身内のいない私にとって、であいの子らは家族同然や。家族水入らずで

 杯を酌み交わしたいわ~」

とかねてからのお声に、職員も乗り気満々であれよあれよと話が進んでいきました。

 

I さんを囲んで楽しい宴は始まりました。熱燗をさしすさされつ、故郷のお話から

クラブのママ時代の数々の武勇伝まで、普段はなかなか聞けないお話に大いに盛り

上がりました。

 

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お店を出た直後に「次はいつする?」の I さんの号令に、職員一同手元のスマホや手帳を

早速繰っていました。

 

帰りの道中、ある職員の言葉が印象に残っています。

「I さんとのひとときはめっちゃ楽しかったし、また行きたい。そのうえで、声にせずとも思いを秘めてる他のお年寄りの “したいこと” もがんばって見つけたい」

 

なにはともあれ楽しかったですが、この機会を通じて新たな気づきができたことは

うれしいお土産となりました。

 

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 ※記事内容は2020年1月中旬当時のものです。