ライフサポート協会では、様々な防災の取り組みを行っています。今年度は、「なごみ」・「総セン(住吉総合福祉センター)」・「であい(大領地域の家であい)」の建物ごとに状況付与の訓練を計画しており、8月は「なごみ」で実施しました。そして10月は「総セン」で行い、50名以上のスタッフが参加しました。そして繋がりのある他機関にも声をかけさせて頂き、数名かの方が参加して頂きました。
部署を横断する形で、グループ分けした後に、臨場感を出すために緊急地震速報を流したのちにシェイクアウトの訓練ののち、状況付与の訓練を実施しました。
与えられた状況(想定された場面)は、建物の破損からケガ人が出た状況、地域の方が被災して来られた時の対応など様々で、どのグループもその状況に対して真剣に考えて、どのように対応するか話し合っていました。
状況付与の後は、実際にブレーカーや止水栓の場所など目で見て動作確認をして、様々な状況に対しての注意点や留意点など防災士である当法人の職員から、意見を述べました。
状況付与の訓練は、一方的に話を聞くだけではなく、より具体的にイメージを持って、自分事として考えられるいい機会となり、防災取り組みの動機付けにもなります。
この訓練した翌日には、数名の職員からは、「モバイルバッテリー買いました」や「備蓄品をどれにしたらいいですか?」などの報告や問い合わせがありました。
防災取り組みは一人では出来ず、職員一人一人の意識が大切です。そうした職員が一人でも多くいることが、当法人の強みだと思います。
12月は、「であい」での状況付与訓練を行います。
ぜひ訓練に参加したいという方は、ご連絡頂ければと思います。
(防災担当:K)